遙かなる時空のなかで４ PSP攻略日記（２）

2008年当時ほどではないものの、メロウになった気持ちを持ち直すべくサザキルートに突入v
サザキは中つ国と因縁浅からぬところがあったり、一応（と言ったら怒られそうv）一族の長的な存在だったりするのですが、彼の持ち前の明るさにほんっとーに救われます！
彼が側にいてくれると、それだけでなんだかあったかくなるんですよねーv

以下たたみますv

サザキのルートは狭井の君の裏工作がえげつないですねぇ；
（でも、政治家に徹しようとするそんな彼女がすごくすきv）

遙かはシリーズを通して「異形」に対する寛容を説いているわけですが、鬼の一族にしろ日向の一族にしろ、なかなか全面的に共存するのは難しいんですよね。
天鳥船メンバーがあっさり日向の一族に馴染んだり、忍人さんがだんだんと遠夜を受け入れてくれていったりはするのですが、官人や村人はそうはいかなくて──。
サザキルートでは、日向の一族の心証が悪くなっていくのは明らかに狭井の君の計略なんですが、ほかのルートでも橿原奪還の後、近隣の村で、日向の一族が歓迎されていなさそうな表現がありました。

個人として付き合った者たちは民族を超え互いに受け容れられるけれど、個人としての関係より他民族に対する意識が先に立つ場合は、そこに不安と疑念がつきまとう。
狭井の君のような為政者は、その不安や疑念に付け入って、特定の民族を排斥することで内側を固めようとする。
とてもリアルだなあと思います。
リアルなんですが、それに理想や愛情をもって憤る神子が居るところが、いいなぁと思います。
全面的な共存を実現することは難しくても……。

そんな重いテーマを背負っているルートなのに、本当にサザキが純真で明るくてまっすぐで、プレイ後感がとても心地よいです！
一族に大将として慕われているのが良くわかります。
その「大将」も正式な役名じゃなくて、親しみがこもったあだ名なんじゃないでしょうか。正式ならば「族長」とか、里に上の世代が居るなら「若頭」とかになると思うんですよね。
上下の関係を超えて、一緒に居たいな、と思わせる人だと思いますv

あ、このルートでは辛辣な狭井の君にもシビれましたが、最後に神子を送り出してくれる岩長姫に惚れました。もーこの二人ほんといいよ！

そんなこんなで、連関しているサザキとカリガネと夕霧をクリア。
神子さまを始め皆さんを平均Lv.4まで強化したのでさくさくプレイ中です。
既読イベントは、メッセージスキップを「切替」、スキップスピード「最速」にして高速スキップ。
メイン攻略キャラルート以外はLv.4まで上げ柊の「遁甲」でエンカウントの戦闘はすべて回避。この状態なら、移動先一覧から場所を指定して高速移動すると早い早いv
メイン攻略キャラルートは「恵」稼ぎに「遁甲」していませんが、ボス戦以外は全体攻撃術・四神召喚でほぼ一撃。
なかなか爽快です（笑）

さて、サザキで爽快な気分になったので、
そろそろ遙か４の深淵に突入しようかなあ…。