そこはかとなくマニアな日記
(遙かなる時空の中でファンサイト付属日記)
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衝撃の行軍。
戦果は上々。
差し引き…ネタとしてはいい経験だったんじゃないでしょうか(苦笑)。
そんな長野出張でした。
題して、出張長野之陣・中央高○事故渋戦記!
……orz。
ぜんぜん血も肉も湧きません…。
多少情報の整合性等を整理しておりますが、以下、ほぼ実録です(^^;
長いので、お暇なかただけお立ち寄りくださいませー。
私信>GETありがとうございますー! TVは今イタリア戦線です〜v
あとはもう雑兵ダンスですよ。録画してこれだけ何回見たことか…! 二期期待してます!
戦果は上々。
差し引き…ネタとしてはいい経験だったんじゃないでしょうか(苦笑)。
そんな長野出張でした。
題して、出張長野之陣・中央高○事故渋戦記!
……orz。
ぜんぜん血も肉も湧きません…。
多少情報の整合性等を整理しておりますが、以下、ほぼ実録です(^^;
長いので、お暇なかただけお立ち寄りくださいませー。
私信>GETありがとうございますー! TVは今イタリア戦線です〜v
あとはもう雑兵ダンスですよ。録画してこれだけ何回見たことか…! 二期期待してます!
木曜夜11時。
倉庫に移送する資材を都内で積み込んだ私(と連行された相方)は、愛車に乗り込んで中○高速道路をひた走っておりました。すると、まだまだ行程の序の口、八/王子インター手前の電光掲示板に「八王/子インター6km地点で事故発生」との文字が。
「……?」
私はハイウェイ○ジオのスイッチを入れました。
しかし、11時頃に事故発生、以上の情報は入ってきません。
どうしようかな、と首を傾げつつも、重大事故とは表示されてなかったしなーと思いながら八/王子インター料金所をくぐりました。
高速道路における事故は自体は珍しいことではありません。首/都高速なんてしょっちゅうです。まあ昼間の首/都高速なんて低速道路(たまに駐車場と化したりもする)ですから、大概が軽微な追突事故ですけれども。
まあそんな感じで変に事故慣れしている私たちは、ハ○ウェイラジオを聞きつつ車を進めたのでした。
11時10分頃。
インターから4kmか5km地点で、渋滞の最後尾に突入。てろてろと速度を下げ、停車。
これはまあ仕方ないなあという予想の範囲内でした。が。
この時点で、ようやくラジオの情報内容が少し増えました。
曰く、
「"八王/子インターチェンジから約6km地点、元八王子バス停付近で小型トラックが横転する事故が発生しました。事故現場から1km、渋滞しています。この渋滞を抜けるのに10分ほどかかります"」
…は?
横転事故?
怪我人とかどうなってるの?
巻き込まれた車とかは無いの大丈夫なの?
あのその、小型トラックって、何かやばいもの運んでたりしてない?
火災とか大丈夫なの?
それで10分で抜けられるってホント?!
「──うっそだー!!」<合唱
11時15分頃。
高速道路の路肩を、黄色い道路公団の車がすっとんで行きました。
続いて、黒い覆面パトカーが赤い緊急灯をくるくるさせながらすっとんで行きました。
まだ公式発表(ラジオ)は10分で抜けられるって言ってるぞ。
いやそれどう考えても無理だから。
11時20分頃。
「……ん?」
「どうした?」
「何か近づいて来るよ」
目も鼻も悪いですが、その分(?)遠くまで利く私の耳が、相方よりも早く何かアナウンスのようなものを捕らえました。
運転席のウィンドウを下げると、微かなアナウンスとサイレンがじりじり近づいてきます。
おそらく救急車だな、と思いながら、接近する速度の遅さに首を傾げていると──。
「緊急車両が道路中央を通ります! 道を空けてください!」
ようやく明瞭に言葉が聞こえるようになって腑に落ちました。
高速道路の二車線にびっしり止まった車両を左右にかき分けながら進んでるんですねー。
さっきのパトカーみたいに路肩通ればいいのに、と思いながら道路右端に車を寄せると、やはりじりじりと脇を通り過ぎていったのは救急車でした。うーん、路肩の方が早く現場に行けそうなものを。
しかし、それに遅れること数分で、
でっかいポンプ車(たぶん)が2種類。
あと化学車のような車両?
レスキュー車?
とにかく真っ赤な"消防車"が計4台、サイレンを呻らせながら爆走していきました。
……き、救急車が露払いだったのか……。
「現場到着まで20分以上か…怪我人が心配だな」
相方さん、ごもっともです。
それでも更新されない公式発表。不安がつのっていきます。
11時30分頃。
公式発表に変化が。
「小型トラックが横転し負傷者4名、事故調査と処理を行っています」
負傷者? 死傷者でなく負傷者なんだな?
と、とりあえずほっとする私たち。
しかしここからが長かった…!
結局、公式発表はこれから最後までほぼ変化することはなかったのであります。
11時50分頃。
もう一台、救急車が飛んでいきました。
うう、状況がまったくわからん…。
金曜日0時過ぎ頃。
たぶん、この頃から、公式発表に通行止め情報が追加されました。
私たちの前と後ろのインターチェンジ区間が通行止めに。
──その情報、ちょっと遅くない?
いや、事故ほぼ直後に現場に接近してしまった私たちはともかく…。
ちょっとウィンドウから顔を出して後続を確認すると、数珠繋がりになってる車、車、車。
「ねー、私たち最後尾だったけど、もうすごく繋がってるよー」
「そりゃそうだよ……」
普段早寝早起きの相方はすでに気が遠くなりかけてます。
「あのさ、このまま0時半とかになるようだったら、諦めていったん帰ろうか? 現地に夜中の3時到着とかって厳しくない?」
「んー……」
「逆に1時とか2時になるなら、途中で調整しながら明け方到着にしようか」
「んー……」
だめだこりゃ。
0時10分頃。
だんだん、暇を持て余してきました。状況わかんないしー。
現場までそう遠くないから、見えないかなー。
というわけで、路上に降りてみました(よい子は真似をしてはいけません!)。
残念ながら、現場はゆるいカーヴの先でまったく見えませんでした。
写真はその時のものです。まったくわかりませんねー。
0時20分頃。
「…あのさー、2ちゃんの実況掲示板とかで事故情報出てないかな」
万策尽きて、相方の首から下がっている携帯を引っ張りました。通勤のお供に某アイドルグループのスレを見る為、相方の携帯に2ちゃんがブクマされていることは先刻承知です。
「いいけど…でも、電車事故と違って、事故現場近くの数台に乗ってる人しかその場にいない訳でしょ? その中に2ちゃねらーで、しかも実況スレに書き込む人なんているかなあ」
「そっか…それは確率低いね」
電車なら現場に居合わせるのは一車両に何十人、一本に何百人です。
一方、車だと一台に数名…。
以前、代○木駅の火災で何処のニュースよりも早く詳細な情報が流れていたことを思い出しながら情報収集しようと思った私はちょっと凹みかけました。
しかし仕事の予定が迫っている身、情報がなければその後の目算も立ちませんし、何が起こったのか…その場に居合わせた者として知っておかなくては、という本能的な焦燥感にもかられていたので、結局アクセスしてもらうことに。
そうしたら、ですね。
「横転したのはおそらくキャンピングカーで、単独事故と思われ。牽引車部分が横転、後部キャビンは産業廃棄物状態」
「──2ちゃんすげー!!」<合唱
モラル的に問題なスレも沢山ありますが、この速報能力だけは評価されるべき…!!
単独事故なら規模もそれなり。火災に言及がなかったからその心配も無さそう。
「すごいねだいぶ状況わかったね!」
「すごいねこんな所にもちゃねらーいるんだね!」
…そっちかい(苦笑)。
0時30分頃。
クレーンを積んだトラックが4台通過。
2ちゃんの情報のおかげで、何となく作業内容がイメージできます。
知らないことは怖いけれど、知っていることは怖くない。
正体見たり枯れ尾花。
情報ってホント大事だよ〜(>_<。)
0時40分頃。
道路公団のトラックが通過。ああ産業廃棄物状態の瓦礫を運ぶのね。
この時点で翌日の体力が心配になり、上司に報告のメールを打ち始めました。
結果的には、私は寝不足ハイになって朝から晩まで働いてしまったのですが(笑)。
0時50分頃。
トラックがもう一台通過。運ぶものが多そうです。
1時10分頃。
──ついに!!
のろのろと車が動き始めました…!!
ようやく、現場が通行可能になったようです。
まるまる2時間、車に閉じこめられました。ふう。
いやはや夜中の2時間ですから。
あちこちでドライバーさんが寝てしまっている車が散見されるのはご愛敬(^^;
いつもの道端ならクラクションの大合唱で大騒ぎになるところですが、この時ばかりは皆さん紳士的に、寝入っている車両をゆっくりと迂回していきます(笑)。
だって、ねえ(苦笑)。
おつかれさまでした。おやすみなさい。
そう言ってあげたくなってしまいます!(笑)
まあそんなこんな、衝撃の行軍でございました。
土日は再起不能になりました(^^;
いやあ本当に長かった。
レポも長かった(苦笑)。
最後までお付き合いくださったかた、ありがとうございました!
おつかれさまでした。おやすみなさいv
倉庫に移送する資材を都内で積み込んだ私(と連行された相方)は、愛車に乗り込んで中○高速道路をひた走っておりました。すると、まだまだ行程の序の口、八/王子インター手前の電光掲示板に「八王/子インター6km地点で事故発生」との文字が。
「……?」
私はハイウェイ○ジオのスイッチを入れました。
しかし、11時頃に事故発生、以上の情報は入ってきません。
どうしようかな、と首を傾げつつも、重大事故とは表示されてなかったしなーと思いながら八/王子インター料金所をくぐりました。
高速道路における事故は自体は珍しいことではありません。首/都高速なんてしょっちゅうです。まあ昼間の首/都高速なんて低速道路(たまに駐車場と化したりもする)ですから、大概が軽微な追突事故ですけれども。
まあそんな感じで変に事故慣れしている私たちは、ハ○ウェイラジオを聞きつつ車を進めたのでした。
11時10分頃。
インターから4kmか5km地点で、渋滞の最後尾に突入。てろてろと速度を下げ、停車。
これはまあ仕方ないなあという予想の範囲内でした。が。
この時点で、ようやくラジオの情報内容が少し増えました。
曰く、
「"八王/子インターチェンジから約6km地点、元八王子バス停付近で小型トラックが横転する事故が発生しました。事故現場から1km、渋滞しています。この渋滞を抜けるのに10分ほどかかります"」
…は?
横転事故?
怪我人とかどうなってるの?
巻き込まれた車とかは無いの大丈夫なの?
あのその、小型トラックって、何かやばいもの運んでたりしてない?
火災とか大丈夫なの?
それで10分で抜けられるってホント?!
「──うっそだー!!」<合唱
11時15分頃。
高速道路の路肩を、黄色い道路公団の車がすっとんで行きました。
続いて、黒い覆面パトカーが赤い緊急灯をくるくるさせながらすっとんで行きました。
まだ公式発表(ラジオ)は10分で抜けられるって言ってるぞ。
いやそれどう考えても無理だから。
11時20分頃。
「……ん?」
「どうした?」
「何か近づいて来るよ」
目も鼻も悪いですが、その分(?)遠くまで利く私の耳が、相方よりも早く何かアナウンスのようなものを捕らえました。
運転席のウィンドウを下げると、微かなアナウンスとサイレンがじりじり近づいてきます。
おそらく救急車だな、と思いながら、接近する速度の遅さに首を傾げていると──。
「緊急車両が道路中央を通ります! 道を空けてください!」
ようやく明瞭に言葉が聞こえるようになって腑に落ちました。
高速道路の二車線にびっしり止まった車両を左右にかき分けながら進んでるんですねー。
さっきのパトカーみたいに路肩通ればいいのに、と思いながら道路右端に車を寄せると、やはりじりじりと脇を通り過ぎていったのは救急車でした。うーん、路肩の方が早く現場に行けそうなものを。
しかし、それに遅れること数分で、
でっかいポンプ車(たぶん)が2種類。
あと化学車のような車両?
レスキュー車?
とにかく真っ赤な"消防車"が計4台、サイレンを呻らせながら爆走していきました。
……き、救急車が露払いだったのか……。
「現場到着まで20分以上か…怪我人が心配だな」
相方さん、ごもっともです。
それでも更新されない公式発表。不安がつのっていきます。
11時30分頃。
公式発表に変化が。
「小型トラックが横転し負傷者4名、事故調査と処理を行っています」
負傷者? 死傷者でなく負傷者なんだな?
と、とりあえずほっとする私たち。
しかしここからが長かった…!
結局、公式発表はこれから最後までほぼ変化することはなかったのであります。
11時50分頃。
もう一台、救急車が飛んでいきました。
うう、状況がまったくわからん…。
金曜日0時過ぎ頃。
たぶん、この頃から、公式発表に通行止め情報が追加されました。
私たちの前と後ろのインターチェンジ区間が通行止めに。
──その情報、ちょっと遅くない?
いや、事故ほぼ直後に現場に接近してしまった私たちはともかく…。
ちょっとウィンドウから顔を出して後続を確認すると、数珠繋がりになってる車、車、車。
「ねー、私たち最後尾だったけど、もうすごく繋がってるよー」
「そりゃそうだよ……」
普段早寝早起きの相方はすでに気が遠くなりかけてます。
「あのさ、このまま0時半とかになるようだったら、諦めていったん帰ろうか? 現地に夜中の3時到着とかって厳しくない?」
「んー……」
「逆に1時とか2時になるなら、途中で調整しながら明け方到着にしようか」
「んー……」
だめだこりゃ。
0時10分頃。
だんだん、暇を持て余してきました。状況わかんないしー。
現場までそう遠くないから、見えないかなー。
というわけで、路上に降りてみました(よい子は真似をしてはいけません!)。
残念ながら、現場はゆるいカーヴの先でまったく見えませんでした。
写真はその時のものです。まったくわかりませんねー。
0時20分頃。
「…あのさー、2ちゃんの実況掲示板とかで事故情報出てないかな」
万策尽きて、相方の首から下がっている携帯を引っ張りました。通勤のお供に某アイドルグループのスレを見る為、相方の携帯に2ちゃんがブクマされていることは先刻承知です。
「いいけど…でも、電車事故と違って、事故現場近くの数台に乗ってる人しかその場にいない訳でしょ? その中に2ちゃねらーで、しかも実況スレに書き込む人なんているかなあ」
「そっか…それは確率低いね」
電車なら現場に居合わせるのは一車両に何十人、一本に何百人です。
一方、車だと一台に数名…。
以前、代○木駅の火災で何処のニュースよりも早く詳細な情報が流れていたことを思い出しながら情報収集しようと思った私はちょっと凹みかけました。
しかし仕事の予定が迫っている身、情報がなければその後の目算も立ちませんし、何が起こったのか…その場に居合わせた者として知っておかなくては、という本能的な焦燥感にもかられていたので、結局アクセスしてもらうことに。
そうしたら、ですね。
「横転したのはおそらくキャンピングカーで、単独事故と思われ。牽引車部分が横転、後部キャビンは産業廃棄物状態」
「──2ちゃんすげー!!」<合唱
モラル的に問題なスレも沢山ありますが、この速報能力だけは評価されるべき…!!
単独事故なら規模もそれなり。火災に言及がなかったからその心配も無さそう。
「すごいねだいぶ状況わかったね!」
「すごいねこんな所にもちゃねらーいるんだね!」
…そっちかい(苦笑)。
0時30分頃。
クレーンを積んだトラックが4台通過。
2ちゃんの情報のおかげで、何となく作業内容がイメージできます。
知らないことは怖いけれど、知っていることは怖くない。
正体見たり枯れ尾花。
情報ってホント大事だよ〜(>_<。)
0時40分頃。
道路公団のトラックが通過。ああ産業廃棄物状態の瓦礫を運ぶのね。
この時点で翌日の体力が心配になり、上司に報告のメールを打ち始めました。
結果的には、私は寝不足ハイになって朝から晩まで働いてしまったのですが(笑)。
0時50分頃。
トラックがもう一台通過。運ぶものが多そうです。
1時10分頃。
──ついに!!
のろのろと車が動き始めました…!!
ようやく、現場が通行可能になったようです。
まるまる2時間、車に閉じこめられました。ふう。
いやはや夜中の2時間ですから。
あちこちでドライバーさんが寝てしまっている車が散見されるのはご愛敬(^^;
いつもの道端ならクラクションの大合唱で大騒ぎになるところですが、この時ばかりは皆さん紳士的に、寝入っている車両をゆっくりと迂回していきます(笑)。
だって、ねえ(苦笑)。
おつかれさまでした。おやすみなさい。
そう言ってあげたくなってしまいます!(笑)
まあそんなこんな、衝撃の行軍でございました。
土日は再起不能になりました(^^;
いやあ本当に長かった。
レポも長かった(苦笑)。
最後までお付き合いくださったかた、ありがとうございました!
おつかれさまでした。おやすみなさいv
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